2010年4月22日木曜日

Sleipnir(ActiveGeckoBrowser)にてGeckoエンジンアップデート方法2

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タイトル通りSleipnir
ActiveGeckoBrowserGeckoエンジンをアップデートする方法2。

以前、紹介した
Sleipnir(ActiveGeckoBrowser)にてGeckoエンジンアップデート方法
タイトル通りSleipnirの ActiveGeckoBrowserのGeckoエンジンをアップデートする方法。 正式のActiveGeckoBrowserだとGeckoエンジンが古すぎて 描画スピ ...



でも、可能なのですが、
Geckoエンジンのバージョンが、
1.9.××ではなく1.8.××でした。

他にはないものかと…
あった。
(☆∀☆)v(´∀`*v)

GeckoエンジンのWebブラウザ・コントロールを利用するには?

Firefoxで使われているGeckoエンジン
Firefox本体と静的にコンパイルされているため、
そのまま外部から利用することができない。
Firefoxのソース・コードから
Geckoエンジンを抜き出すことも不可能ではないと思うが、
現実的に考えてそれではあまりにも手間が掛かりすぎる。
それでは、もっと手軽にGeckoエンジンを利用する方法はないのか?

とまぁ、ウンチクはさて置き。


Geckoエンジンはさまざまなプロジェクトで活用されている。
例えば、Firefoxだけでなく、
Netscape(Webブラウザ)やThunderbird(メール・クライアント)、
SeaMonkey(インターネット統合アプリケーション*1)、
XULRunner(XULアプリケーションのランタイム・パッケージ*2)などだ。
これらのうち、SeaMonkeyXULRunnerではGeckoエンジン
ActiveXコントロール版が同梱されているので、
このActiveXコントロールを利用するという方法がある。

*1 このインターネット統合アプリケーションには、
タブ方式のWebブラウザ、メール・クライアント、WYSIWYG形式のHTML編集ツールなどが含まれている。
*2 XULは「XMLユーザー・インターフェイス言語」を意味し、
Mozillaによりデスクトップ・アプリケーション開発のために提供されている。
XULRunnerは、Geckoエンジンを利用するランタイム環境のため、
「(新)GRE(=Gecko Runtime Environment)」とも呼ばれる
��ちなみ、新GREに対して「Mozilla Application Suite」の一部が「旧GRE」と呼ばれている)。


つまり、例えばXULRunnerをクライアント環境にインストールすれば、
そのActiveXコントロールを利用してGeckoエンジンによる
Webページ・レンダリングが実現できる。

以下方法について説明。

●XULRunnerのインストール

まずは最新のXULRunnerをインストール。
これには、次のFTPサイトに行き、

XULRunnerNightlyビルドの最新版
「xulrunner-*.***.en-US.win32.zip」(現時点では「xxulrunner-1.9.3a5pre.en-US.win32」)
をダウンロードして、.zipファイルに格納されている「xulrunner」フォルダを、
任意の場所に展開後、
/plugins/browserフォルダ以下に
xulrunnerフォルダを移動する。

この中に含まれる「mozctlx.dll」が、
GeckoエンジンWebブラウザ・コントロール(ActiveX版)。
よって、
このActiveXコントロールを
regsvr32.exe」*3を使ってレジストリに登録する。

コマンド・プロンプトを立ち上げ
��これには例えば[スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]を表示して「cmd」を入力して実行する)、
今回の例においては、
次のコマンドを入力する。

@echo off
regsvr32.exe ./xulrunner/mozctlx.dll

Geckoエンジン・コントロール(ActiveX版)をシステムに登録するコマンド

*3 regsvr32はWindowsに付属するコンソール・プログラムで、
ActiveXなどのCOMコンポーネントをシステムに登録する際に使う。
コマンドライン引数にCOMコンポーネント(.DLLファイル)へのパスを指定すれば登録される。
なお、登録を解除するには、「/u」オプションを付加して呼び出せばいい。


すると
Gecko登録画面
Gecko登録画面
のように
成功しました。
と表示される。

以上が済んだら
確認君こちらへアクセスしてからGeckoへと切り替えて確認してみて下さい。

 以上でXULRunnerのインストールは完了。


※但し、1.8のGeckoエンジンの時には特にエラーはなかったが、
 1.9にしたところ、
 1)左下のエンジン切り替え後、さらにTridentエンジンに戻す場合。
  →Sleipnir下部に、私の場合「Autopagerize for SeaHorse」と
   「Fast look up JP and EN for SeaHorse」が
   スクリプトエラー?表示された。
   その後、ブラウザ終了時及び該当タブ終了時に毎回異常終了発生。
   
【対処】:Sleipnirオプションの拡張よりSeaHorseの上記スクリプトを無効にした。
       →ブラウザ下部には、エラー表示はなくなる。

       ※依然エンジン切り替え後Tridentに戻す時、
        左下のエンジン切り替えマークがGeckoから戻らず、
        (web表示はTridentになっている)
        Sleipnir自体をそのまま終了する場合においても、
        該当タブのみを終了する場合においても、
        異常終了で、品質に協力…ポップが必ず出る。

【参照元】
Kei_9さんの「Kei_Gなげやり日記」より
[Sleipnir] 最新のGeckoを使うために
[Sleipnir] 最新のGeckoエンジンが使える?
[Sleipnir] Fx3のGecko使いたいってかい?
※Kei_9さんには、
 メールに於いても親切にアドバイスして頂きました。

@IT(アットマークアイティ).NET TIPSより
Firefoxの描画エンジン(Geckoエンジン)でWebページを表示するには?[C#、VB]



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